色褪せぬまま 見上げ歩くよ

煌びやかな世界の端っこ

#お前らがV6ファンになった理由を晒せ

 

Twitterで「」というタグを見かけた。ちょっと覗いてみると、色んなきっかけでV6に出会い、V6に落ちて行った理由がたくさん並んでいた。

いいなぁ、楽しそうだなぁ。

そう思ったとき、自分がどうして「V6のファン」になったのかを思い出した。

 

たまたまの偶然

あれは2013年の4月29日。仕事に行き詰っていた私を母親と妹が気分転換に映画を見に行こうと誘ってきた。久しぶりにそれもいいかと誘いに乗り、映画館に行ってみた。

映画を見る習慣がなかった私は、その時何が上映されていたのか全く知らなかった。妹が見せてくれた上映一覧に、見知ったタイトルを見つけた。それが「図書館戦争」だった。

単純に私が作者の有川先生のファンで、図書館戦争シリーズが好きだったということもあった。高校のときは毎日図書館に通い、有川先生の本を読み漁っていたし、図書館戦争シリーズは月に1度まとめてハードカバーの4冊を抱えて家に帰り読んでいた日々を思い出した。専門に入ってからは図書館とは疎遠になり、就職してからは完全に本とは無縁の関係になっていた。

それでも図書館戦争のアニメは見ていたし、映画も見ていた。しかし、図書館戦争実写化されたことは全く知らなかった。

妹に言った「図書館戦争見ようよ。」  その言葉がすべての始まりだった。

 

図書館戦争ブームがやってくる

見終わった。原作ファンの私としては欲しいと思っていたシーンが削られていたことに悲しみを感じたが、とてもいい映画だった。きゅんとしたし、胸をわしづかみにされたし、何よりもう一度見たいと思った。映画を全く見ない私が。

そのときの感情はキャストに向いていたのではなく、完全に「図書館戦争」という作品に向いていた。高校時代に好きだった熱が再熱したのだ。

映画館の近くにあった本屋で人生初の大人買いというものをした。図書館戦争シリーズ6冊、そして追加で3冊、計9冊を抱えてレジに並ぶ。諭吉に羽が生えたように飛んで行ったことを覚えている。

 

あれ、そう言えばキャストって…?

さて、キャストを気にし始めたのは5月のことだった。

パンフレットを見つめ、キャストの名前を見たときに、ぱっと目が行ったのが岡田准一だった。

―――余談だが、私は芸能人にとてつもなく疎かった。映画も見なければ、ドラマも見ない。ニュースと言えば天気予報と時事ネタにしか興味がなく、エンタメニュースには見向きもしない。何故ならそのとき私の中心にあったのはアニメだったからだ。

 私の幼少期はテレビっ子で、毎週火曜日は「学校へ行こう!」が絶対の定番だった。これを見るためなら年上の怖い姉ともリモコンを取り合った。その中にV6で岡田准一少年オカダをやっていたのを思い出した。

へえ、岡田准一か。そのときはただの興味心だった。

 

どうして岡田准一はあんなアクションができたんだろう?

実写版の図書館戦争を見たときに一番に残ったのはラストの岡田准一のアクションシーンだった。派手に画面を飛び回り、多彩な技で相手を投げ飛ばし、ナイフ相手に戦う。そして笠原郁役の榮倉奈々を庇って、敵を睨むあの眼光。どうして、岡田准一はあそこまでのアクションができたのだろうか。

気になって調べてみると、岡田准一はテレビドラマのSPの為に多彩な格闘技を身に着けたという。そういえば、SPはきちんと見ていた気がする。そのときもアクションが凄かった。

ちょっとした興味心が岡田准一に向いたとき、彼がジャニーズだということを思いだした。

 

はじめましてジャニーズ

私は生まれてこの方ジャニーズにハマったことがない人間だった。

小学生の時に流行ったモーニング娘のことは好きだったが、追いかけることを知らない小学生はブラウン管の向こう側で芸能人として認識することしかしなかった。そもそも、生身の生きている人間よりも、アニメや漫画の方に興味があったのだ。

小学生から中学生、成長すればアニメより人間に向くはずの興味もすべて受け継がれ、私はアニメだけを見続けた。1つ上の姉はKAT-TUNに熱を上げていた。高校生になっても私は少年ジャンプを愛読書とし、漫画を愛し、本が大好きな人間だった。

 そんな私の身近にいたジャニーズはよくよく考えてみると、学校へ行こうに出ていたV6なのかもしれないと理解した。ああ、岡田准一もジャニーズなんだ。

 

V6ってなんだろう。

 なんだろう、V6って。

私が「ジャニーズ」という存在をきちんと認識したとき、嵐がお茶の間では大人気だった。ゴールデンタイムには嵐がいて、お店に行けば嵐の曲が流れ、CD・DVDのセールスランキングも嵐でいっぱい。見渡す限りの嵐。V6ってなんだろう。

 

まずは曲を調べてみた。ウィキペディア先生にはお世話になりました。

おお、あれもこれもそれも、5割程知っていた。

私の中で犬夜叉のOPと言えば「CHANGE THE WORLD」だし、アイシールド21のOPもトニセン・カミセンが歌っていたと初めて知り、そしてサムライ7はカミセンが歌っていたと知る。歌っている人物には全く興味がなかった。けれど、知らずに私はV6の曲を聴いていた。

ふと考えれば、小学生の頃「サンダーバード」を口ずさみながら下校したり、「Feel your breeze」「Darling」「ありがとうのうた」「HONEY BEAT」は何故かフルで歌えたし、やっぱり私の中で一番近いジャニーズはV6だった。

それに私の初恋の芸能人はウルトラマンティガで私の心を射抜いたダイゴ隊員だし、もっと言うならば、記憶している中で一番古い夢の内容は、ダイゴ隊員と一緒に宇宙へ旅するというものだった。よくよく考えてみれば、幼少期は長野博に魅了されっぱなしだった。

 

歌ったところを見たことがない。

 見たことがなかった。本気で。Mステは姉が録画していたが、興味がなくていつも見ていなかった。

ここで初めて、V6を見てみようという結論に達した。

色々と調べてみれば、ジャニーズは約1年に一度の割合でコンサートをしており、それがDVDとして残ることを知った。ジャニーズがそんな頻度でライブをしていたことを知らない私は、DVDに残るということに衝撃を受けた。コンサートが、残る。見てみたい。そう強く思い、早速検索した。 

【初心者にオススメのV6のライブDVD】

 色んな情報の中、「V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!」「V6 ASIA TOUR 2010 in JAPAN READY?」の名前を挙げる声をたくさん見かけた。なるほど。これを見ればいいのか。

 オススメする人たちは最後にこう締めくくっていた。「どちらも人気のコンサートなので、見つかりにくいと思いますが、楽しめるDVDですよ!」と。

見つかればいいなと安易な気持ちで会社近くのゲオに行ってみた。そこには、V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny! Sexy盤が奇跡的に置いてあった。DVDに3000円以上を出すのは初めてで、躊躇いつつも私はそれを購入した。

 

ちょっとした刺客

買ったはいいものの、私が見始めたのが「V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!」6人だけのツアー打ち上げSpecial!だった。

これがもう楽しいのなんのって。些細なことでアイドルが笑い転げ、料理を作れば笑いが起こり、ちょっとしたハプニングも2度ほどあり*1、6人並んでの食卓。メンバーの性格をきちんと理解していないにもかかわらず、何故かとても笑ってしまい、2回見てしまった。その結果、肝心のライブを見ることができず、翌日にお預けになった。

 

ようこそジャニーズ

5月17日。後日知ったのだが、この日は井ノ原さんの誕生日だった。

仕事を終え、ご飯とお風呂を済ませ、私はパソコンにLIVE DISCを入れた。

僅かに光が灯った会場に、手を打ち鳴らし、何かを呼び求める観客の声。パッとライトが消えた瞬間上がる歓声。ライブDVDを見たことが無かった私はそれだけで「おお!」となったのを覚えている。

 

無数のペンライトが光り、レーザーライトとモニター、音楽が反響する。勿論知らない曲だ。しかし煽られている気持ちになって高揚する。

 

パッと開かれた奈落から浮き上がる、6人の姿。そして響く「will never stop it」の声。そこからはただただ見入った。

白い衣装で四方に散らばった6人が踊る。そこには私が見ていた学校へ行こうで笑っていたV6の姿はなかった。正直、私の記憶していた6人の姿からは成長していて誰が誰かは分からなかった。それでも魅入った。

暗い場内、レーザーライトだけが6人を照らし、徐々にセンターに近づく歩みを際立たせた。全然知らない曲だ。しかし見ていて楽しかった。

 

センターに集まったかと思えば、外周をまわるかのように歩きながら踊りだす。キレキレで、一つの振付に色がある。ステップだけでも個人差がある、けれど6人と言う姿が見えた。

「Hey! 横浜アリーナ!元気ですか!」マイクを片手に観客に呼びかける声でハッとした。 魅入りすぎている自分に酷く驚いた。「今日は最高の時間を俺達と過ごそうぜ!」 その声に、単純に思った。アイドルも、楽しませることができるんだ。

呼応する観客の歓声の中心に居たのは、私が20年以上見向きもしなかった、アイドルだった。

 

 SPで聞いたことのあるBGMが流れ出し、さっきとは全然違うライト効果とダンスのキレに息を吐いた。ダメだ、かっこいい。その言葉しか見つからない。

1人のソロが輝き、それを目立たせるような5人のダンス。高度でハードな動きのはずなのに、声はマイクにしか乗っていない。

ちかちかと変わるライト、レーザーライト。センターで多彩なダンスを見せ、汗を滴らせながら歌う姿。

このとき私は心に決めた。

アイドルのファンになろう。「V6」というグループのファンになろう。

 アニメやゲーム、マンガや本にしか興味がなかった私はこうして、V6のファンになろうと決めた。

 

総括

こうして見れば、やはり私も「図書館戦争落ち」 と言われる括りに属するのだ。

しかし私が惹きつけられたのは岡田准一だけが原因ではない。6人のダンスと、歌声と、あの会場に魅せられた。

今でも時々あの時の決心した気持ちを思い出しては、私のV6への熱がじんわりと脈を打つ。

あの時からの目標は変わっていない。夢は「V6の踊るコンサートに行くこと」。ライブが無かった今年だが、それでも楽しみにしています。

 

これが、アニオタだった私のV6のファンになったきっかけです。

 

 

…長い文を書いて、セクバニコンを見たくなった私は旅行の準備そっちのけでセクバニコンを見てしまい、明日から旅行なのにまったく準備をしていないという事態に陥りました。(馬鹿)

*1:言わずもがな、井ノ原と三宅のアレです