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色褪せぬまま 見上げ歩くよ

煌びやかな世界の端っこ

ジャニーズ嫌いだった妹がファンクラブに入りました。

雑記 V6 森田剛

昨日のFNS見ましたか!!私は久しぶりに3時間半近くテレビの前から動きませんでした。去年の紅白以来です。約1年ぶり。基本的にテレビを見ない私が唯一リアルタイムで見るのはV6が出演するときです。ジャニヲタになってからはテレビを見る機会が増えましたけれども。

 

そんな昨日、父親とチャンネル権を何度も奪いあいながらFNSを見ていました。妹はご飯を食べ終わると食器の片づけをしてすぐに部屋にこもってしまうのですが、「ジャニーズのメドレー来たら呼んでね」と言われたので、私はリビングから2階にいる妹に目掛けて大声でジャニーズの出演を呼びかけたわけです。

 

15組、総勢70名以上が出演したジャニーズメドレーはそれはそれは豪華なものだった。V6が出演すれば勿論テレビに魅入ったし、Real Faceを聞けばKAT-TUNが好きだった姉の事を思い出し、マッチさんをセンターとした後輩のコラボレーションにはいつもと違う演出にドキドキした。

そんな中、隣に座っていた妹がボソリと言ったのだ。「お姉ちゃん、森田剛にする。」何の話かと思って、妹を見ると、妹の視線の先にはV6の中でぎゅっと集まっている森田剛が居た。

 

妹の話

突然ですが、妹の話をします。

妹は現在高校生で、ジャニーズが嫌いな人間だった。妹が嫌いと言い切る原因は、環境にあった。私と同じでアニメと漫画とゲームが好きな妹は、争い事が苦手なので基本的に何でも受け入れる。相手が好きなものも一度は目を通し、その上で自分が好きかどうか決め、それでも友達が好きなら受け入れる。そうやって過ごしてきた妹が、ジャニーズを嫌いになったのは、友達が理由にあった。

妹の友達はジャニーズのとあるグループが大好きだった。すべての軸がそのグループで形成されていた。妹はそれを受け入れようとしたが、友達の我は強かった。盲目的にグループを敬愛し、そのグループに非難が上がれば妹に文句を続け、メンバーの二人が絡めば妹の耳がタコになるほど愛を囁き、そして他のグループを否定し続けた。それが嫌になった妹は、ジャニーズ全体を嫌いになってしまった。

 

それでも姉はV6が好きだった。

ジャニーズ嫌いの妹の姉、つまり私はV6が好きだった。図書館戦争を経由してV6を好きになった私の隣に妹はいた。一緒に図書館戦争の映画を見たのは妹で、妹も勿論「岡田准一」という人間に興味があって見たわけではない。原作の図書館戦争が好きだった私と妹は、図書館戦争とその時やっていた名探偵コナンの映画のどちらを見ようか悩んだ末、図書館戦争を見た。原作ファンの私と妹としては欲しいと思っていたシーンが削られていたことに悲しみを感じたが、アクションシーンや甘酸っぱいシーンに2人でとても興奮したことを覚えている。

そして、私は図書館戦争ブームを経て、転がるようにV6に興味がわく。妹は相変わらずジャニーズ嫌いだった。

「V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!」を見て、V6のファンになろうと思った私は、妹を引きずり込もうと考えた。妹と私は性格が似ているので、絶対ハマると思ったのだ。渋々妹は姉である私の訴えに頷き、リビングの大画面でV6の世界を見た。見終わった後、妹は半ば興奮気味に、「Airのあの演出が好き!あの幕に覆われた狭い空間で踊るのもかっこいいし、何より歌が好き!」と私に告げた。見事に妹はV6という沼に足を突っ込んだのだ。

 

私はV6のファンとしてCDを買ったり、のんびりとV6が好きな毎日を送った。LIVE DVDを買えば、パソコンで楽しんだ後、月に一度土曜日の夜に妹と一緒にLIVE DVDを見るのが習慣になっていた。その頃には妹のジャニーズ嫌いは、「V6は好きだけど、他は苦手」までになっていた。元々、妹も私とKAT-TUNが好きだった姉と一緒に毎週火曜日は学校へ行こうを見ていたこともあり、V6はすんなり受け入れることができたらしい。私がジャニーズで騒ぐようになり、妹も少しずつジャニーズを嫌いと言わなくなってきた。「嫌い」から「苦手」にランクが下がったらしい。

そして、妹にはHey! Say! JUMPの山田君が好きな友達ができた。昔ならジャニーズの話をしなかった妹が、雑誌の切り抜きを集めていた私に「Hey! Say! JUMPの切り抜きあったらちょうだい。友達が好きだから」と言うまでになっていた。お姉ちゃんは嬉しくなって100枚ほどの切り抜きを妹にあげた。そして、妹はHey! Say! JUMPの山田君を見分けられるようになり、ゆっくりとではあるが、苦手意識が消えて行った。

 

そして去年の11月30日、私の人生は鉈切り丸を見たことによりすべてが変わった。


ファンからジャニヲタになろうと決心するきっかけになった、鉈切り丸大千秋楽の話をします。 - 色褪せぬまま 見上げ歩くよ

それにより、私のV6への熱は大層変わった。情報を自分から集めるようになり、そしてV6のファンクラブに入会したのだ。

その際、妹もファンクラブに入会しないかと誘ってみたところ、「そういうのはいい」と一蹴されてしまった。

 

我が家のジャニーズ事情

私の家はジャニーズに関して友好的だった。母も元々ミーハー的な性格で、就職により家を出た姉もKAT-TUNを好きで、一番下の中学生の妹は嵐が好きだった。だから大してジャニーズを追いかけることに非難されることはなかった。むしろ母親には、「ハマるにしては遅すぎる」とアニメ・漫画漬けだった毎日のことを笑われてしまったほどだ。

ジャニーズに関しての出費は自分の財布から出ている。働いている給料はそのために存在する。母親からの支援は全くないし、母親はジャニーズのCDやDVDを買おうと思ったことすらない。それでも私は別にいいと思っていたし、働いている意味がそこにあると思っていたので文句はなかった。

中学生の妹と高校生の妹には、「V6に関することならお姉ちゃんはお金を出します」と言っていたので、中学生の妹は私に嵐のCDを買って欲しいとは言わなかったし*1、高校生の妹は特に何か買いたいと言い出したこともなかった。

今年に入ってから遠征を2回、そして12月にもう1回の遠征を控えている私の今年の遠征費は20万を越える。地方住みで、自分の県から出る手段が飛行機しかないので仕方ない。母親は「そうやって気軽に旅行に行けるのは今のうちだよ。でもちゃんと貯金しなさい」と言ってくるだけで、遠征に関しては否定的ではなかった。

V6の新しい情報やCDリリース、舞台、映画の話が上がるたびに、高校生の妹にファンクラブの話を持ちかけていたが、相変わらず「そういうのはいい」と言われ続けていた。勿論、ファンクラブに入る際のお金と継続費は私が出すことになっている。何故ならそれは「V6に関することならお金を出す」という私の発言だからだ。

 

そもそも妹は誰担なのか?

V6のメンバーで誰が一番好き?と妹に尋ねると、妹は唸りながら、「岡田さん」と答えた。妹はV6なら誰でも好きと言っており、その中でも1人を選ぶ場合は渋い顔をして「岡田さん」と言った。理由を聞けば、「岡田さんの映画を見て*2興味がわいたし、LIVE DVDを見ても目で追っているのは岡田さんのような気がする」と。気がするだけかぁと思った私は、いずれ妹がファンクラブに入るなら、好きなメンバーの欄に「岡田准一」と書くのだと思っていた。

歌番組にV6が出るようになった最近、妹は私と一緒にV6を見るようになった。ジャニーズ嫌いはこのあたりで影を見せなくなっており、ジャニーズを嫌いと言うことはなくなっていた。V6以外にはあんまり興味がわかないけど、と歌番組に出る他のジャニーズを見ながら言っていた妹は成長したように思えた。

 

岡田だと思っていたらまさかの森田

そろそろ自分のファンクラブ更新の用紙が届くだろうとカレンダーを見て、できればそのタイミングで一緒に入会処理を済ませたいと思っていた私は、10月辺りから暇があれば妹にファンクラブに入る?と聞いていた。1年ほど前なら「そういうのはいい」と言っていた妹も、私の問いかけに悩むようになっていた。えっ、入りたいと思ってるんだ。びっくりした。お姉ちゃん凄くびっくりしたよ。

私「悩むなら入ろうよ。お金出すし」

妹「うーーん……」

私「来月(11月)、給料入ったらファンクラブ入る?入る?」

妹「入るためにはさぁ…」

私「うん」

妹「好きなメンバーを一人決めなきゃいけないんでしょ?」

私「うん」

妹「一人が決まらない」

私「…へ?」

「岡田さんの映画を見て興味がわいた」「LIVE DVDを見ても目で追っているのは岡田さんのような気がする」と言っていたから、てっきりそこに書くのは「岡田准一」だと思っていたし、私はそう書くつもりでいた。それなのに妹はそこに記入する名前の人物を決められないという。

ちょっと時間ちょうだいと言われ、それに頷いた。岡田准一じゃないんだ…と私は驚きに満ちていた。

ちなみに誰が気になってるのと聞けば、妹は「森田さん」と言った。えっ森田さん?全然森田さんの名前出さなかったじゃん。それがどうして森田さん??

学校へ行こう見ている時は、森田さんに目が行ってたんだよ。森田さん面白かったし。あとダンスもキレがあって、ステップとか好き。わたしが好きな曲は森田さんが中心なのが多いし、あと、なんだっけ涙が消える頃?(私「涙のアトが消える頃」でしょ)うんそれ、涙のアトが消える頃のイントロからの森田さんの声が好きだし、ダンスの時先頭に立ってカメラが寄るのも好き。切なげな声に合わさる森田さんと次の三宅さん声の繋ぎも好き。それにSky's The Limitもラップもすごくいい。森田さんのステップも、水を切る足さばきも、手を伸ばす動きも好き、あと――、」と好きが次々にあふれてくる。えっ、もうそれ森田が好きじゃん。森田しか見えてないじゃん。森田だよ!!!一番好きなメンバーの欄は森田剛って書くべきだよ!!!お姉ちゃんはそう思いました。

しかし妹は、入会用紙に名前を書くメンバーを確定できずにいた。どうやらそこに名前を書くことは妹にとって、とても大事なことだと思っていたらしい。それならもうちょっと悩めばいいよと時間が経過した。

11月になり、私は新たに「V6 LIVE TOUR 2007 Voyager -僕と僕らのあしたへ-」を購入した。いつものように土曜日の夜、妹と一緒にリビングのテレビで鑑賞会を開いた。そして坂本さんのソロ曲、「Time's on my side」を聞くと、「ちょっと待って!これ知らない!知らない!!」と騒ぎ出した。妹の使用しているウォークマンのV6の曲の管理は私が行っている。新たな曲がリリースされれば、私が妹のウォークマンに入れるのは当たり前で、「Time's on my side」が収録されているアルバム「Voyager」も私はきちんと妹のウォークマンに入れていた。それを告げれば、妹はぼそりと言ったのだ。「坂本担になりたい」はいっ!?坂本担!?なんですって!?

どうやら妹は坂本さんの「Time's on my side」の歌唱力に惚れ込んだようだった。そういえば、V6に興味を持つきっかけと好きな曲は「Air」で、「V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!」でも気になっていたのは「Air」で、どうしてそこまで気に入っているのかと言うと、坂本さんと井ノ原さんの歌唱力と声だと言っていたことを思い出した。元々坂本さんを好きになる素質はあったのかもしれないと、その勢いでファンクラブに入会させようと思ったが、翌日が日曜日で、それ以降私の休みが取れずに郵便局に行けずにいた。

 

そしてFNS歌謡祭を見る

 ここでやっと、最初の「お姉ちゃん、森田剛にする。」の発言に戻る。

何の話かと聞いてみると、妹は青いチェックの衣装を身に纏った森田さんを指さし、「ファンクラブの好きなメンバーの欄に森田剛って書いて」と言ったのだ。

思えば愛なんだ・Sky's The Limitを踊るV6を見ていた時も、妹は森田さんがカメラに抜かれるたびに興奮して私の肩を叩いていた。Sky's The Limitのイントロで宙に手を伸ばす振付に、私の肩を叩いて「ここ!ここの森田さんが好き!!」と言い、私がスマホに目を奪われれば、「ねえちょっと!今の森田さん見てた!?すごく可愛かったんだけど!」「…えーと、見てなかったです」「何で!?」と問い詰められたりした。もう完全に妹は森田剛に魅せられていた。何度も確認して、妹に本当に森田剛と書いてもいいのかと聞くと、森田剛って書きたい」と力強く言ったのだ。

この熱気を逃してはいけないと、私は今日起きて、図書館戦争続編決定のお祝いモードの中、車を飛ばして郵便局に行った。

妹は学校があるため、私が手続きを済ませた。ファンクラブの中で好きなタレント(一名)の枠には、でかでかと「森田剛」と記入し、5000円と、私のファンクラブ継続費4000円を同時に支払った。遠征前の財布には少々痛手だが、それでも構わなかった。妹が、ファンクラブに入りたいと言ったのだから。

 

 

 

妹がファンクラブに入りました。V6のファンクラブ会員の、森田剛を好きな人間と分類されるようになります。

ジャニーズを嫌いと言っていた妹がジャニーズの中からV6を好きになってくれたことも嬉しかったし、ファンクラブに入りたいとちゃんと意志を持ってくれたことも嬉しかったです。

来年のコンサートには妹と一緒にあの惚れ込んだ世界に足を踏み入れられるといいなぁ。

 

ちなみに、12月に森田さんの舞台を観に行くと妹に自慢したところ、「別に森田担じゃないので羨ましいとは思わない」と言われました。じゃあお前誰担なんだよ……。妹とはこれからも仲良くV6を見続けたいと思います。

*1:そもそもそこまで嵐が好きだったわけじゃないらしい

*2:図書館戦争