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色褪せぬまま 見上げ歩くよ

煌びやかな世界の端っこ

探したリセットボタンは見つからなかった

 

 

何もしなくても春は来るんだなぁとパソコンの画面の端に表示されている日付と時刻を見て感傷に浸っている3月31日です。

「該当担ではないけど~」とか「ハイフンではないけど~」とかで始まる文章が、私にはしっくりこなかったのであまり使わずに話す、2016年4月1日に失われてしまうアイドルのお話。

 

 

自分がお金を際限なくつぎ込むV6以外のことはあんまり語らずにいたんですけど、なんでですかね、もうすぐ4月だからかな、年度末だからかな、ちょっと他のグループの話をしたくなっちゃいまして。隣の芝は青いというのは身を以て体験してきたから、自分が騒ぐのはちょっと場違いなような気もしていたけど、どうも我慢できなくてキーボードをたたいているわけです。

自らの意志でV6以外のグループのシングルとアルバムを2枚買ったんだからちょっとくらい口を挟んでもいいような気分で書いてます。

 

あと数十分でこの世界からアイドル田口淳之介が居なくなるんだって。アイドルでもない、ジャニーズのタレントでもない、KAT-TUNでもない、テレビの向こうで見ていた田口淳之介が居なくなるんだって。エイプリルフールには早くてとても笑えない話が冗談じゃなく本当だからこの世界ってほんっとうハードゲームだよな。私だったらセーブしてなくても迷わずにカセット抜いて強制的にリセットするけどな。今はカセット差し込むって古いかなぁ。自動セーブなのかもしれないね。話が進むと勝手にセーブされてしまうからリセットできないままあの日から年が明けて4月1日が来てしまったのかもしれないね。

あの一報が流れてきたときの疎外感すごかったよ。まぁ私が住んでる場所が悪いんだけど、日テレが無いからあの日田口さんが喋った声を知らないんだよ私。呑気にV6の出番まだかなぁとか見れないのにワクワクしていたらTwitterのタイムラインが「田口」の文字でいっぱいになるしさぁ。なんだなんだと思ったら脱退と退社ってなんだそれ。ベスアの会場にいるファンも、テレビを見ていたファンも、田口さんの言葉に驚いて泣いて言葉を失って。でもあの瞬間見れなかったからやっぱり私の中で疎外感がまだ残ってるんだよなぁ。あの日みんなで探したリセットボタンは見つからなくて、田口さんの去る2016年の4月1日が来てしまったわけだ。

 

あの発表からKAT-TUNと田口さんが終わる準備を始めているようでこわかった。生放送で大きく発表したとはいえ、心のどこかではせめて個人の活動休止くらいにはなるんじゃないかと思っていたけど、そんな夢さえも見れないくらい終わる準備が淡々と進んで。終わっても新しい形で3人は歩を進めるけれども、去る人を引きとめられなかった現状がとても悲しい。

30歳が節目だとして、田口さんにもいろんな人生の選択肢があるというのはわかる。わかるけどさぁ、でも理解したくないことってあるじゃん。

ぶっちゃけさぁ、嫌なんだよね。3人が嫌いなわけじゃなくて、5人だったあの日々を塗り替えられたことが嫌なわけじゃなくて、6人だった彼らを見分けられなくて毎度毎度姉貴に怒られていたあの時期が嫌いなわけじゃなくて、4人が終わってしまうことが嫌なんだよね。

 

V6が2015年でデビュー20周年で、至る所からお祝いされて、アニバーサリーの力を体感して、2015年終わるのヤダ~~~といい大人が駄々をこねていた記念日大好き人間の私としては、KAT-TUNが世界からちやほやされる10周年がめちゃくちゃ楽しみだったんですよ。2015年終わって欲しくなかったけどね、2016年楽しみたっだんですよ。そしたらこれだよ!!! V6の20周年終わって欲しくないから2015年来んな、でもKAT-TUNの10周年を祝いたいから2016年楽しみだな~~から一転、2016年来るなよ!!!という思いが常にありました。

本来なら、KAT-TUNも10周年として至る所からお祝いされてたくさん優遇されて10年前の話とかして、ド派手な花火と爆音をまき散らして4人が笑ってファンが幸せになれた2016年になったんだろうなぁと考えるとやってられない。祝わせろよ~~~頼むからド派手な花火と同じくらいド派手にこの1年間4人のKAT-TUNに散財させてくれよ~~~。

 

体の構造が理解できないくらいスタイルがとてもいい田口さん。田口さんのダンスは芯がしっかりして私が大好きなダンスの「とめ」と「はね」が分かりやすく、大きな体を使ってどっしりと構えた広々としたダンスが魅了してくれた。田口さんの声はしっとりとした低温が柔らかく響いたかと思えば存在感のあるソロだったり丁寧なハモリが好きだ。2015年7月の少プレで歌ったTHE D-MOTIONのエフェクトのかかった田口さんの声がすっごい好み。エフェクト大好き人間だから、少プレでTHE D-MOTIONに出会って以来KAT-TUNの楽曲に転がり落ちている。多分あの曲が無かったらアルバム買おうと思わなかったんじゃないかな。ジャニーズに殆ど興味ない思春期を送ったアニヲタがジャニーズのファンになってもう少しで3年になるけど、そのときにV6以外には興味ないだろうなって思った私がKAT-TUNのアルバム買うくらいは私の人生に影響を与えている。

 

 WaTの解散前の最後のMステ出演を見ていた時のツイートより

これは私の勝手なエゴだけど、いなくならないでほしかったよ。いてほしかった。さっき言った通り、個人の活動休止でもよかった。KAT-TUN田口淳之介がいるだけでよかった。田口さんのことを長けているわけではないから色んなエピソード引っ張ってこれないし田口さんのここが最高にかっこよくて大好きで可愛くて好きだって話を長くできない私だけど、いてほしかった。KAT-TUN田口淳之介でいてほしかった。アイドルとして夢を見せたなら、ずっとアイドルとして夢を見させてほしかった。

私はわがままだから、さよならもありがとうも田口さんの旅立ちに言葉を送ることができない。神様がいて過去を変えてくれるなら、変えてほしいと未だに思ってるから、春の桜を背に旅立つ田口さんに何も言葉をかけられない。

 

あーあ、雨が降っていたら会社のトイレで泣いたことを雨が降ってしんみりしたせいにできたのになぁ。今日は1日暖かな晴れ日だったから、雨のせいにだってできやしない。そういうときまで田口さんは田口さんらしい。